基本理念

人間には生きるためには、『 体 心 脳 』が必要です。

人間にとっての『体や脳』は、命に関わる大事な要素となります。健康であれば、だれでも老いとともに体は弱くなり、病気をすればときには著しく体の機能が低下することもあります。脳も体同様に、老いとともに低下し体への指示系統が衰えたり、記憶力や判断力も低下します。それにふまえて近年よく耳にするようになった認知症を取ってみても、脳の病気という見方をすれば、その結果命に関わってくる要素の一つといえます。

そして何よりも、人間を動かす大切な物に『心』があります。心すなわち感情によって人は動きます。人は心で行動し、ときに人の心のために行動するときもあります。自分のため、家族のため、友人のため、恋人のために自分の体を使い行動することはほとんどです。ですから、それらの三つが重なり始めて人間が『生きる』と呼べるのだと考えます。人間が生きるということから、その三つのどれかがかけると『生きる』とは呼べないということになります。但しときには病気や、ご年齢、いろんな出来事などによって、それらがかけてしまうこともあります。その方が『生きる』ということに対し、私たちはその方の必ず『体、心、脳』を見つめてご本人様の思いを感じ、ときにその方のことを思われるご友人、ご家族さまのお心で、そして介護のプロとしての目線で、考えて寄り添うことから始めます。

株式会社サンメディックは、介護付有料老人ホームとしての役割を広げ、その役割の中で最大限の力を発揮し、高齢者さまの『体、脳、心』すなわち、その方が『生きる』という思いを最後まで支えさせていただきます。